分権−まちづくり研究会の活動

学習会2000年7月13日開催

テーマ:荒川区の富士見坂マンション問題について
問題提起:宮田祐介さん(会員)

【富士見坂マンション問題とは】
 都民に古くから親しまれてきた富士山や筑波山などのような、遠方の自然景観に配慮するとともに、主要な眺望点からのこうした眺望に配慮することが望まれる。富士見坂マンション問題とは文京区内にマンションが建設されることによって、その眺望(荒川区日暮里からの)がさえぎられてしまうことによって生じた問題である。

 東京都内には、かつて富士山の眺めが美しいことから名づけられた「富士見坂」が20数ヶ所あった。現在、富士山の全体的な姿を眺めることができるのは、荒川区西日暮里の「富士見坂」のみとなったといわれている。、このままマンション(文京区)が完成すると山のほぼ半分が隠れてしまうというシミュレーション等をHPで公開するなどの活動を行っている団体がある。
 富士山を眺望できる坂は荒川区にあり、マンション建設予定地は約1.5キロメートル離れた文京区にある。

 荒川区の眺望地点の地域住民が建築主の不動産会社に要望書(2000年1月)を提出し、計画の再考を求め、文京区、荒川区、東京都等に要望書を提出している。
詳細はhttp://www1.ttc.ne.jp/~fujimizaka-hozen/home.html

【宮田さんの問題提起から】
根本的な視点
・景観は広域連携が必要なテーマなのに、条例にはそういった視点がない
・守りたい景観を数値で表現するのは難しい。情緒的なものでは拡大解釈される恐れがある。
・「○○百景」はあっても、守るための具体的な方法は考えられていない。
・残したいというコンセンサスがその景観に対してあることが重要。

さしあたりは、異なる地区間の事前協議の仕組みをどうするか?などが考えられよう。

 

分権-まち研では、都市計画法改正関連に関しての調査研究、学習会、政策提案等を行っています。

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