市民参加・協働のまちづくり
| 第10回豊島区自治基本条例区民会議開催 |
2004/10/7
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●2004年10月1日(金)午後6時30分〜8時30分、生活産業プラザ8階多目的ホールにて、第10回豊島区自治基本条例区民会議が行われた。筆者は、午後7時以降を傍聴した。
●第9〜11回の区民会議では、条例に盛り込むべき内容の検討を、(1)区民の定義、権利・責務、(2)自治・コミュニティ、(3)参加・協働、(4)議会・行政運営の4グループに分かれて検討している。第12回(11月12日)でグループ討議の結果をまとめた骨子案を検討し、第13回(11月20日)で区民に向けて骨子案を(中間)発表することになっている。
この日は、グループ討議の2回目で、22名(男16名、女6名)のメンバーが参加した。出席者が3名しかいなかったグループには職員が書記として参加していた。
グループによって、進め方や雰囲気は違っていたが、進行役や書記がおり(両者が共通の場合も)、どのグループもいろいろな人が活発に発言をしていた。発言をそのつど模造紙に記録しているグループが3つ、最後になって模造紙に一気にまとめたグループが1つあった。
●この日の司会は、4名いる運営委員の1人が務めていたが、午後7時45分になると「そろそろまとめに入ってください」という指示が出され、10分休憩の後、午後7時55分より1グループ5分で発表が行われた。
区民の定義、権利・責務のグループは、権利と責務は一対のものとして考えることや、子どもの権利の尊重も必要であることなどが発表された。他自治体の策定組織でも、必ず話題になることであるが、「区民」の定義を「住民」(在住のみ)と「市民」(在勤・在学・在活動にも広げる)のどちらにするのかについて、他グループのメンバーより質問があり、グループ内ではどちらの意見もあるとの回答であった。
参加・協働のグループは、宿題にしていたものを発表し合ってまとめたとの説明があった。市民参加に関しては、ア.多段階参加、イ.参加の保障、ウ.参加の形態、エ.参加への支援、を盛り込むことが確認されたようだ。盛り込むべき参加の形態については、他自治体の条例に盛り込まれている手法を参考に、今後話し合っていくようであった。
議会・行政運営のグループは、党利党略ではなく「区民党」として動く議会を求めることを、砕けても(議会に否決されても)よいので盛り込みたいとのことであった。また、区民による監視など、議会・行政・区民三者間の緊張が必要であることが述べられた。
自治・コミュニティのグループは、地域の教育力という意味では、区長の「地域区民ひろば構想」にある小学校区単位では不足であり、もっと小さな単位で自治を行っていく必要があると述べられた。いずれにせよ、行政がコミュニティのシステムをつくっても瓦解は免れず、住民自身の活動のなかから自治の単位を生み出す必要があるとのことであった。
全グループの発表後、10分程度、全体でのやりとりが行われ、もっと検討が進んだら区民会議と議会とで意見交換をしたいとの意見が出された。担当係長からは、議会にも自治基本条例の検討組織を立ち上げるよう勧めているとの紹介もあった。
筆者は、前回(第9回)は傍聴できなかったのだが、会議録を見ると、今回発表された内容と重なる部分が多かったことがわかる。
●次回は、10月16日(土)午後1〜4時、生活産業プラザ8階多目的ホールにて、骨子案づくりのための最後のグループ討議をテーマに、開催される。3時間と今回より1時間長いため、これまで出されたグループ討議の結果を、全体で共有・検討することも行われると予想される。
また、いずれのグループにも含まれていない、基本理念と前文について、運営委員会よりワークシートが配布され、盛り込みたいことを書いてくるようにとの宿題が出された。
さらに、骨子案についても、現段階での構成案が配布された。区民会議の進め方の基本は、メンバーが議論した内容をもとに、運営委員会で案をつくって示しながら、内容を詰めていくという方式がとられているようである。グループ討議の結果を、どのように全体の骨子案として集約するのか注目したい。
豊島区ホームページ 自治基本条例のホームページ
※ 「第6回豊島区自治基本条例区民会議開催」、「第7回豊島区自治基本条例区民会議開催」、「第8回豊島区自治基本条例区民会議開催」、「第13回豊島区自治基本条例区民会議開催」、「第17回豊島区自治基本条例区民会議開催」、「豊島区の自治基本条例づくり、区民会議案まとまる」もご覧ください。
(東京ランポスタッフ・庄嶋 孝広)
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