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まちづくりニュース

市民参加・協働のまちづくり
自治基本条例をつくるみたか市民の会が第2回シンポジウム開催
2004/12/22


●2004年11月28日(日)午後、三鷹駅前コミュニティ・センターにて、自治基本条例をつくるみたか市民の会が主催する、第2回シンポジウムが行われた。
 筆者は、あいにく別の仕事と重なってしまい参加できなかったのだが、市民の会世話人の内仲英輔さんより、情報提供をいただいた。

●市民の会は、三鷹市とのパートナーシップ協定のもと、基本構想・基本計画の市民提言を行って全国的に注目された、375名の公募市民による「みたか市民プラン21会議」が母体となっている。その第9分科会(自治体経営)が中心となって、市民有志によって結成されたものである。
 これまで3次にわたり試案を作成したほか、2004年7月に市が公表した「三鷹市自治基本条例要綱案」に対しても意見書を提出している。
 市長の諮問に応じて、要綱案のベースとなる報告書を作成した「三鷹市まちづくり研究所第2分科会」にも、市民の会から3名の委員を出しており、第2分科会での検討のたたき台とされたのも、市民の会の試案であった。

●市民の会は、自治基本条例の望ましい姿を探る「研究団体」であるとともに、市にその早期実現を働きかける「運動団体」でもあると、自らを位置づけている。
 そのため、2004年2月21日(土)に開催された第1回シンポジウムが、市民の会が作成した第2次試案をめぐるやりとりだったのに対し、試案づくりを終えた今回は、自治基本条例の意義や重要性への理解を市民に広げる機会として、より運動としての側面が強まっている。
 市が要綱案への市民意見を聞くために行った「まちづくり懇談会」(2004年7月29日)で、市民の会以外の市民の参加が10人に満たなかったといったこともあり、市民自らが自治基本条例のPRに努めるために一肌脱いだとも受け取れる。

●第2回シンポジウムの様子は、市民の会のホームページに掲載されているので、ご覧いただきたい。
 自治基本条例をめぐっては、公募によって市民が参加した会議と行政とがやりとりしてつくった条例案が、議会において修正可決されるケースがいくつか出ている。修正の内容は様々であるが、いずれにせよ、自治体のあり方や方向性を謳う条例をめぐり、議会も積極的に条例づくりに参加することは必要である。
 今回のシンポジウムでは、議会の役割が意識されたゲストの人選がなされ、杉並区と多摩市の事例が報告されている。
 自治基本条例をつくるみたか市民の会ホームページ 第2回シンポジウム開催のご報告

●三鷹市では、2004年7月の要綱案に続いて、次は素案が提示される予定である。担当職員の話では、当初は12月定例会の会期中に、議会に対しては全員協議会の場で行う予定であったが、要綱案に対する議会の意見書のとりまとめが遅れ、素案の確定がまだできない状態であるという。そのため、年度内に提案予定であった最終の条例案も、来年度に持ち越される見通しである。
 市としては、拙速に行うのではなく、議会や市民とのやりとりを丁寧に行いながら進めたいとのことである。条例案となる前に、要綱案−素案と2段階の議会や市民とのやりとりの機会を設けたのは、三鷹市としても初めてのことであるという。それぞれの案に対しては、議会、市民のほか、職員も個人として意見を表明できる。
 このように、自治基本条例の策定を、そのつどの案を段階的に議会や市民に示しながら行うケースは、筆者の知る限り珍しいように思われる。来年度になるという最終の条例案が、どのような形で議会審議されるのか注目したい。
 三鷹市ホームページ 三鷹市自治基本条例の制定を目指して

 自治基本条例をつくるみたか市民の会ホームページ

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(東京ランポスタッフ・庄嶋 孝広)

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